リリー・オンコロジー・オン・キャンバス (R) がんと生きる、わたしの物語。 ― 絵画・写真コンテスト ―

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リリー・オンコロジー・オン・キャンバス事務局(株式会社ファーマ インターナショナル内)

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  • MV1

~受賞作品~

  • 第5回受賞作品
  • 受賞作品一覧(第1回~第5回)

がんと生きる、あなたの物語を教えてください。

「リリー・オンコロジー・オン・キャンバス」は、がんと診断された方、およびそのご家族やご友人(20歳以上の方)を対象とした絵画・写真コンテストです。
「がんとともに生きる」ことに関する想いを、絵や写真とエッセイに表現して、全国の同じ体験を持つ方々に勇気を与えてください。

コンテスト概要はこちら

作品の応募について

  • 「第6回リリー・オンコロジー・オン・キャンバス がんと生きる、わたしの物語。-絵画・写真コンテスト-」作品を募集いたします。
    応募登録期間:2015年10月1日(木)~2016年1月31日(日)当日消印有効
    ※応募登録受付は終了いたしました。
  • 応募要項(概要・期間・方法など)
  • 応募規約
  • よくあるご質問

審査員のご紹介

コンテストの審査委員会の方々のプロフィールをご覧いただけます。

応援メッセージ

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~今日のエッセイ~

  • 希望の雫

    木戸 瞳 さん

    2001年に子宮頸癌の告知を受けた瞬間は目の前が一瞬にして灰色になりました。
    目の前に映る色というのは気持ちでこんなに変わるのかと実感したのはそれが生まれて初めての体験でした。

    そして20代で子宮を全摘しなければならなくなったと知った時は、この現実を受け止めたくはないけれど、これは夢ではないから受け入れるしかない。というここまで突き付けられる現実というのもまた初めての体験でした。

    手術はお蔭様で無事に終わりましたが退院後の定期検診では、数値が高い事が多く11年間再発の恐れと向き合ってきましたが、ようやく原因が分かり数値も下がって2012年に検診も卒業となりました。

    癌によるショックは大きかったのですが、その体験で得たものもあります。
    周りを見渡せば、植物、動物、昆虫、太陽の光など生命力で溢れているものに囲まれていたんだと眩しい程に感じられるようになりました。

    よく散歩に行っては、朝日に涙したり、行列で忙しそうに働いている蟻、とても小さな野の花、蓮の花が咲いてから散るまでを日々観察したり、浜辺で砂の感触を感じたり...。まるで、子供のようですが自然の生命力に触れることの一つ一つが、心の栄養になっていくように感じています。

    そして私自身も今も生きていて家族と笑い合える日常があり、好きな絵を描く事が出来るのが嬉しく励みとなっています。

    絵を描く時はまるで自分の体と向き合っているような気持ちになります。
    自由に筆を進めていると、いつの間にか自分の体の臓器や細胞を描いているのではないか。という錯覚に陥ります。
    それともう一つは、癌と向き合っている間に感じるようになった様々な生命力を自分の力にして表現していきたいという思いがあります。

    癌になって失った臓器と傷付いた心に癌によって得たものが希望の雫となってこれからも自分らしく輝けるように信じて絵を描き続けていきたいと思います。

  • 私たちの庭

    池田 奈央 さん

    それが糧となり、心に何かが咲いたのです。
    高三の春、母のガンが見つかりました。明日は中間テストなのに、教科書が滲んで読めなくなったことを、よく憶えています。「お母さん、生きて」と願う裏で、ガンでこの世を去った祖父が浮かび、怖くてたまらなくなるのです。英単語を眺めることしかできない自分が、あまりに無力で泣けてきます。
    父は、これからのことを私に説明しました。手術に薬、検査など、共通することは、たくさんお金が必要だということです。私の大学費用を、全額母に充てることになりました。幼い頃からの夢を叶える為に、進学校に通っていた私の未来は、思い描いていた方向には行けなくなったのです。この時の私が思ったことは、お金があって良かったということ、ただ一つだけでした。十何年も大切にしていた夢は、今でも大切だけれど、母の命は特別でしかありません。私は母が大好きです。
    母がガンと闘っていた時、私は家事をしました。毎日家事をこなすということは、想像以上に大変なことでした。毎日笑顔で、おはよう、いってらっしゃい、おかえりと言ってくれる母は、本当にすごいと思います。これからはもっとお手伝いをしようと決めました。
    しばらくして、ようやく母の治療が終わりました。元気で愛しい母の姿を見ると、助けてくれた全ての人に感謝の気持ちが溢れます。
    母が元気になってから気付いたことがありました。それは家族の変化です。亭主関白な父が、母の話に耳を傾けるようになり、家族旅行の計画を頻繁に立てるようにもなりました。甘えん坊な妹は、自分のことは自分で、きちんとやるようになりました。厳しい祖母は、以前より口調が柔らかくなりました。
    母はもちろん、私たち家族もガンの恐怖と闘っていました。その恐怖は糧となって、家族一人一人の心に何かが咲いたのでしょう。私の心には、真っ赤なカーネーションが綺麗に咲きました。

  • パール富士

    波多野 清 さん

    定年一年前に妻をがんで亡くして八年、一人暮らしもやっと慣れてきたと思っていたら、今度は自分が胃がんに。
    自分の家系にはがんを患った人もいないのでまさかというのが実感だった。がんより心臓系に問題を抱えていて、時々体調に異変があるので心臓カテーテルの検査を受け異常なしだったのだが、今から思えば既にがんは進行中だったようだ。
    こんな様だったので胃は全摘。長年にわたり写真を趣味にしているが、暖かくなりライフワークの一つである桜の時期の直前であり余計にショックだった。

    術後の回復状況も、他人と比べるすべもないので良くわからないが食生活も困難極まりない。が緩やかにではあるものの体力も回復し撮影の意欲も出てきた。
    車の運転も以前ほどではないが長距離もこなせるようになった。

    富士山の頂に太陽や月が昇ったり沈んだりする現象をダイヤモンド富士、パール富士と呼んでいるがこれもライフワークの一つ。
    命を脅かされる病に冒されると、毎日繰り返される太陽や月の働きと共に自分も生きている証と実感する。

    落ち込んだ気持ちを紛らわせてくれたのも写真かもしれない。今度はあれを写そう、来月は・・・、来年は・・・。こんな意欲が日々生きることへつながっている。周りの人たちに支えられ、感謝の気持ちを持ち、一日でも長く生きる。それが恩返しでもある。

  • 故郷の詩

    荒木 信子 さん

    主人を肺癌で8年前闘病10ヶ月で見送り、私は平成25年夏、体調を崩し医師から肺癌の宣告を受けた。何故私が?何故肺癌なの?後一年も生きられないの?これからどうしよう・・・。次から次へと不安が広がり目の前が真っ暗になった。初期だから手術をすればいいと言われたが、顕微鏡でしか見えない癌細胞が胸膜にもありステージ4。手術後も抗癌剤を飲み始めた。副作用にも耐え定期的の検査で、抗癌剤を服用しているのに増え続ける腫瘍マーカーの数値。再発と転移への不安に怯えながら、でも負けたくない。もう少し生きたい。そんな私の心を支えたのは20年近く続けている趣味の写真でした。各地の祭りから始まり、春の桜ふぶき、まばゆい新緑、色鮮やかな紅葉、そして私の故郷。
    手術後落ち込んでいる私を見て講師から個展をやったらと声をかけて頂き「故郷の詩」をテーマに準備から開催まで指導して貰い苦しい時の人の温かさに涙が溢れました。
    この写真は山々に囲まれゆったりと時が過ぎていく故郷の春祭り。子供達が元気に神輿をかつぎ、はしゃぎまわる様子は過疎になりつつある故郷もこの時ばかりは賑やかに春爛漫でした。
    今、体力、気力のなくなった私を励まし故郷に連れて行ってくれる写真仲間と、見守ってくれる家族に感謝しながら、もう一度『故郷の詩-2-』の個展を開きたい。私の生きた証として・・・。故郷に行くたびに父母のお墓に手を合わせ頑張るからもう少し見守って、とカメラを持って撮り続けています。病気になってから、同じように苦しんでいる人、頑張っている人、乗り越えて明るく過ごしている人、そんな人たちの「ピアサポートの会」も知り、精神的に落ち込んだ時は悩みを聞いて貰い、励まされ、思い切り泣いて、笑って、「私だけではないんだ」と、生きる希望を貰い前向きに今を大切に過ごしたいと思っています。

[第5回]コンテスト授賞式動画
授賞式オープニング
絵画部門
写真部門
クロージング